赤ちゃんたちを見て思うこと
うちの近所のホームセンターにあるペットショップは、ワンちゃんの回転がいいことで知られています。
すごく小さな赤ちゃんのうちに展示されて、かわいいのですぐに売れていくということですね。
確かに、いつ行っても新しいコがいるし、以前に見たコにまた会えるということはあまりありません。
娘と一緒に行くんですが、「赤ちゃんかわいいね!」とくぎ付けになる愛らしさ。
くんくんないたり、ヨタヨタ歩いている赤ちゃん。なにもせず寝ているだけでもかわいいですよね。
だけど…見ているとなんだか複雑な気持ちになることも。
とくに自分が母親になったからか、こんな小さな赤ちゃんがママと離されて、ひとりぼっちでケージの中にいることが、ふびんになってしまって。
まだまだママにくっついて、安心して眠りたいころなのに。
まあ、それくらいに新しい飼い主さんに引き取られたら、ママのかわりとしてなつきやすいというのもあるんでしょう。
昔飼っていた犬も、手のひらに乗るくらいのときに我が家にきて、すぐになついてくれました。
それも分かっているけれど、くんくんないているワンちゃんのさみしさを思うと胸がきゅんとしてしまいます。
もうママと逢えないのなら、できるだけ早く、新しい飼い主さんのところにいって欲しいなと思います。
包み込んでくれる温かな存在を、一日でも早く。
そんなことを、ケージに並んだ赤ちゃんたちを見ると思ってしまいます。
かわいいので近くで見たいけれど、近寄るとメロウな気持ちになってしまうんですよ。